左は注型型から離型した製品です。
白い角状のものが注型型(シリコン型)です。
シリコン型は、壊れやすく、製品は10個前後しか成形出来ません。
注型手法では、10個前後の量産が適しています。生産数が、200を超えると、部品点数にもよりますが、金型を作成した方が安くなる場合も考えられます。
3Dモデリングでの問題点は、データ作成費が高価であることです。製品の加工も、安価とは言えません。
ただ、3Dデータを提出頂ける場合は、そのデータ通りに製品を作成するのであれば、データ作成費は不要ですので、製品の加工費のみとなります。比較的に安価な加工法になる可能性もあります。
3Dモデリングマシンにも種類がございます。
3Dデータを元に、3次元切削機で切削を行うものは、樹脂の種類を選択できるメリットがありますが、アンダーカットの加工が出来ません。後加工で別部品を接着する必要があります。
光造形システムの様に積層成形を行うものは、アンダーカットや空洞も自由自在に成形出来ますが、材料の強度がなかったり、後加工に制限があったりしますので、詳細はお問い合わせ下さい。